フジテレビ「天皇」日枝久氏、ついに退任へ その知られざる素顔と中居正広問題の真相

フジテレビの顔として長年君臨してきた日枝久氏が、取締役相談役を退任することが発表されました。2024年末から世間を騒がせた「中居正広・フジテレビ問題」との関連性も囁かれる中、日枝氏とは一体どんな人物だったのでしょうか。本記事では、2025年1月に週刊文春が報じた日枝氏の姿を振り返りながら、その知られざる素顔と問題の真相に迫ります。

ホテルに隠れる日枝氏、記者の直撃に「知りません」

2025年1月27日、都内5つ星ホテルに姿を隠していた日枝氏を週刊文春は直撃取材しました。正午過ぎ、ホテルのフロント階に現れた日枝氏は記者の存在に気づくと踵を返し、再び姿を晦ませました。その後、スタッフに支えられながら現れた日枝氏に、中居正広問題について質問を投げかけましたが、「知りません」と一言だけ残し、その場を立ち去りました。

ホテルから出てきた日枝氏ホテルから出てきた日枝氏

蹌踉めく日枝氏の姿は、まさに混迷を極めるフジテレビの現状を象徴しているようでした。

「やり直し会見」に現れなかった“フジの天皇”

同日午後、フジテレビ本社で行われた「やり直し会見」には、港浩一社長(当時)、嘉納修治会長(当時)、遠藤龍之介副会長、金光修社長(フジ・メディア・ホールディングス)が出席しました。しかし、彼らを任命した張本人である日枝氏は、ついに姿を現しませんでした。

36年にわたり社長、会長、相談役と肩書を変えながら、フジテレビに君臨してきた日枝氏。「フジの天皇」と呼ばれたほどの影響力を持つ人物が、なぜこの重要な局面で姿を消したのでしょうか。

人事権を握る?日枝氏の隠された権力

日枝氏について、あるテレビ局関係者は次のように語っています。「日枝氏は表舞台から姿を消しても、依然としてフジテレビの人事権を握っていると言われています。今回の問題も、日枝氏の意向が大きく影響している可能性があります。」(仮名・A氏)

口元を隠す中居正広口元を隠す中居正広

長年にわたる日枝氏の支配と今後のフジテレビ

日枝氏の長期政権下で、フジテレビは様々な番組を制作し、一世を風靡しました。しかし、近年は視聴率の低迷やスキャンダルなど、苦境に立たされているのも事実です。日枝氏の退任は、フジテレビにとって大きな転換期となるでしょう。今後のフジテレビの動向に注目が集まります。

この度の退任劇は、今後のフジテレビ、そして日本のメディア業界全体にどのような影響を与えるのでしょうか。引き続き、jp24h.comではこの問題を追っていきます。