【キーウ共同】ウクライナのシビハ外相は26日、記者会見し、米国が仲介したロシアとウクライナの黒海停戦を巡り、ロシアが制裁緩和などを条件に付けたことについて「ロシアは外交的、軍事的制裁に直面しない限り、交渉でうそをつき続けるだろう」と述べ、緩和に反対する立場を強調した。
シビハ氏は記者会見に先立ち、ウクライナを訪問中のノルウェーのアイデ外相らと首都キーウ(キエフ)で会談。両国はロシアに対する「圧力は維持すべきだ」との方針で一致した。ロシアが侵攻をやめない限り「通常の取引はすべきでない」との認識も共有した。
シビハ氏は、ノルウェーによるウクライナの防衛産業への投資継続や強化も求めた。