多部未華子さんが主演を務めるTBS系火曜ドラマ「対岸の家事～これが、私の生きる道！～」。4月1日に放送された第1話では、専業主婦を取り巻く現代社会のリアルな現状と、彼女たちが抱える葛藤が描かれ、視聴者から大きな反響を呼んでいます。家事をテーマにした新しいお仕事ドラマとして、今後の展開に期待が高まります。
専業主婦 vs 働くママ？それぞれの立場で描かれる「家事」の現実
2歳の娘・苺(永井花奈)の育児と家事に奮闘する専業主婦、村上詩穂(多部未華子)。優しい夫・虎朗(一ノ瀬ワタル)に支えられながらも、日々の生活の中で孤独を感じ、社会との繋がりを求めていました。そんな詩穂が、子育て支援センターで出会ったのが、育児と仕事の両立に励むワーキングマザーの礼子(江口のりこ)。礼子は、詩穂が専業主婦だと知ると、「時流に乗り遅れた絶滅危惧種」と言い放ち、二人の間には緊張感が走ります。
多部未華子と一ノ瀬ワタル
さらに、引っ越し先の隣人がまさかの礼子だったことから、気まずいご近所付き合いが始まることに。専業主婦とワーキングマザー、それぞれの立場で描かれる「家事」の現実。初回放送では、この対照的な二人の姿を通して、現代社会における主婦たちの多様な生き方や悩みが浮き彫りになりました。
「誰とも話してない…」共感の声多数！現代の専業主婦の孤独
「今日も誰とも話してない…」詩穂の何気ない一言に、多くの視聴者が共感を寄せました。SNS上では、「専業主婦は絶滅危惧種って言葉、辛すぎる」「毎日子供と二人きりだと、社会から孤立しているような気持ちになる」「詩穂のモヤモヤ、まさに私の気持ち！」といった声が上がっています。
家事や育児に追われる毎日の中で、社会との接点を失い、孤独を感じている専業主婦は少なくありません。「対岸の家事」は、そんな彼女たちのリアルな心情を丁寧に描き出し、共感を呼んでいます。料理研究家のAさん(仮名)も、「家事労働の価値が見過ごされがちですが、このドラマは主婦の大変さを改めて認識させてくれます」とコメントしています。
専業主婦もワーママも、みんな大変！「対岸の家事」が投げかけるメッセージ
「対岸の家事」は、専業主婦とワーキングマザーの対立を煽るのではなく、それぞれの苦労や葛藤を理解し、共感することの大切さを訴えかけています。
多部未華子
「専業主婦もワーママも、みんな大変！認め合って支え合っていきましょう」というメッセージは、視聴者の心に響き、「主婦同士で対立する必要はない」「お互いを尊重し合える社会になればいい」といった共感の声が寄せられています。家事研究の第一人者、B教授(仮名)は、「このドラマは、家事の負担を社会全体で考えていくきっかけになるでしょう」と期待を寄せています。
今後の展開に期待！「家事」を通して繋がる人間模様
「対岸の家事」は、家事という身近なテーマを通して、現代社会における女性たちの生き方や人間関係を描いた意欲作です。詩穂と礼子、二人の関係は今後どのように変化していくのか？そして、彼女たちは「家事」を通してどのような繋がりを見つけていくのか？今後の展開に目が離せません。
