元SMAPの中居正広氏による性加害問題。第三者委員会の調査報告書が公表され、被害者である元フジテレビアナウンサーAさんの心情、そして中居氏のファンたちの複雑な反応について掘り下げていきます。
第三者委員会報告書とAさんのコメント
第三者委員会の調査報告書は、中居氏による「女性への性暴力」「重大な人権侵害」を認定しました。これを受け、Aさんは「事実でないことや誹謗中傷が続いていたので、報告書公表でほっとした」とコメントを発表。騒動発覚以降、ネット上では憶測やAさんへの心無い誹謗中傷が続いていたことが明らかになりました。
中居正広氏（2012年）
中居氏の示談成立後も、トラブルの詳細が次々と報じられ、Aさん自身も週刊誌取材に応じたことで、一部の熱狂的なファンからは逆恨みを買う事態に発展。SNS上では「中居くんは悪くない」というハッシュタグと共に、Aさんにも非があるかのような投稿が拡散されていました。
報告書が明らかにした中居氏の行動
SNS事情に詳しい芸能評論家（仮名：山田太郎氏）は、「ファンの“推し”が引退、しかも性加害者扱いされたことを信じたくない気持ちも理解できる」としながらも、報告書の内容の深刻さを指摘します。報告書は、Aさんを騙して誘い出した姑息な手口、事件をもみ消そうとする陰湿な手段、そして当時の編成部長B氏を手駒のように扱う中居氏の振る舞いを明らかにしました。
記事に関連する写真
弁護士によって組織された第三者委員会が突きつけた事実に、さすがに中居ファンも沈黙せざるを得ないかと思われましたが、反応は複雑です。
ファンの複雑な心境
一部のファンからは、「報告書を読むと女性側の矛盾点や対応のおかしさも見える」「会社側の対応にも苦慮している様子が見て取れる」といった声も上がっています。中には「中居くんが100％悪くないとは言えないが、SMAPを潰された時と同じ感覚」と、何らかの陰謀を感じているファンもいるようです。
「中居くんが悪くないとは言わない。悪いのは悪い。でも、報告書を読むと、女性側の矛盾点や対応がおかしいことも見えてくる。会社側も対応に苦慮している内容も見て取れる。二転三転しているのもわかるし」といった意見や、「中居くんの件、計画的なのは悪質だし弁解の余地は一切ないけど、女性の方も「2人きりだと写真に撮られるかもしれないから」とか言えなかったのかなって思う」といったAさんへの疑問を呈する声も。
これらの反応からは、ファンが中居氏の行いを全面的に肯定しているわけではないものの、依然として彼への複雑な感情を抱いていることが窺えます。
まとめ
中居正広氏の性加害問題をめぐっては、第三者委員会の報告書が公表され、被害者Aさんの苦悩と一部ファンの複雑な心境が浮き彫りになりました。この問題が今後どのように展開していくのか、引き続き注目が集まります。
