退職代行、新卒も利用急増!令和のブラック企業の実態とは?

新年度を迎え、退職代行サービスの利用が急増しています。転職市場の活況化や労働環境の変化を背景に、若手社員だけでなく、なんと新卒社員までもが退職代行を利用するケースが増えているという現状。今回は、退職代行サービス「モームリ」を運営する株式会社アルバトロスの谷本慎二氏へのインタビューを基に、その背景や“令和のブラック企業”の実態に迫ります。

なぜ退職代行を使うのか?利用者の声から見えてくるもの

株式会社マイナビの調査によると、2024年上半期に退職代行サービスを利用した企業は全体の23.2%にものぼり、年々増加傾向にあります。退職代行サービス「モームリ」を運営する株式会社アルバトロスの谷本慎二氏によれば、中には100回以上も利用されている企業もあるとのこと。一体何が起きているのでしょうか?

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谷本氏によると、新年度初日には134人が「モームリ」を利用し、その中にはなんと5人の新卒社員が含まれていたそうです。さらに、2日には8人、3日には20人と、新卒からの依頼が驚くべきペースで急増しているといいます。退職の意思を伝えることさえ困難な状況、それが退職代行サービスの需要増加に繋がっていると言えるでしょう。

退職代行利用企業ランキング:上位は意外なあの業界

「モームリ」の利用状況を企業別に見てみると、トップはなんと人材派遣会社。以降、コンビニチェーン、運送会社、自動車販売会社と続きます。長時間労働、低賃金、人間関係の悪化、キャリアパスの閉塞感など、様々な要因が退職につながっていると考えられます。

上位企業の多くは従業員1500名を超える大企業であり、サービス業が目立ちます。長時間労働や厳しいノルマ、顧客対応のストレスなどが退職の大きな要因となっているようです。企業規模が大きいほど、現場の声が上層部に届きにくく、問題が放置されがちという現状も浮き彫りになっています。

労働環境の改善は急務!企業側の責任とは?

谷本氏は、「上位にランクインしている企業は、モームリ開始当初から継続的に利用されているところが多く、労働環境やハラスメント問題が改善されていないことが伺える」と指摘しています。企業側は、従業員の心の健康や働きがいを重視し、職場環境の改善に真剣に取り組む必要があります。

新卒が退職代行を利用する衝撃:早期離職の増加とその背景

新卒社員がわずか数日で退職代行を利用するという現状は、企業にとって大きな課題と言えるでしょう。入社前に抱いていた理想と現実のギャップ、ミスマッチによる早期離職を防ぐためには、企業側がより丁寧な情報提供や研修制度の充実を図ることが重要です。

専門家の見解:人事コンサルタント山田氏のコメント

人事コンサルタントの山田氏(仮名)は、「新卒の早期離職は、企業にとっても大きな損失です。採用コストだけでなく、育成にかかった時間や労力も無駄になってしまいます。企業は、新卒社員の定着率向上に向けた取り組みを強化する必要があります。」と述べています。(架空の専門家コメント)

まとめ:より良い労働環境の実現に向けて

退職代行サービスの利用増加は、現代社会における労働環境の課題を浮き彫りにしています。企業は、従業員が安心して働ける環境づくりに努め、従業員との良好なコミュニケーションを築くことが重要です。従業員も、自身のキャリアプランや働き方を真剣に考え、より良い未来を切り開いていく必要があるでしょう。