大阪・関西万博テストラン:長蛇の列と入場待ちに課題

大阪・関西万博の予行演習「テストラン」2日目が5日、夢洲会場で行われ、約3万人が来場しました。しかし、入場ゲート前には長蛇の列ができ、手荷物検査に最大1時間半を要するなど、課題も見られました。

入場待ち時間の長さが来場者の体験に影響

多くの来場者が待ち時間に悩まされ、予定していたパビリオンの見学ができなくなるケースも発生しました。例えば、滋賀県から家族で訪れた女性は、ガンダムパビリオンの予約時間に間に合わず、見学を断念せざるを得ませんでした。

大阪・関西万博のテストランで、入場ゲート前にできた長蛇の列大阪・関西万博のテストランで、入場ゲート前にできた長蛇の列

石破首相も視察、万博成功への期待を表明

同日、会場を視察した石破茂首相は、海外パビリオンの準備状況などを確認。「来場者に万博を楽しんでもらい、新しい日本を世界に発信したい」と述べ、万博成功への強い意欲を示しました。万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するため、政府としても万全の体制で準備を進めていく方針です。

円滑な運営に向けた改善策が急務

テストランでは、入場手続きの遅延以外にも、会場内の案内表示の分かりにくさや、飲食店の混雑なども指摘されています。フードコートの席数不足や、多言語対応の遅れも課題として挙げられています。2025年の万博本番に向けて、これらの課題を早急に解決し、スムーズな運営体制を構築することが求められています。 京都大学観光学研究科の山田教授(仮名)は、「今回のテストランは、課題を洗い出し、改善策を講じるための貴重な機会。来場者の声に真摯に耳を傾け、より良い万博の実現に向けて尽力してほしい」とコメントしています。

今後のテストランと開幕への期待

今回のテストランで得られた知見を活かし、今後の運営改善に繋げることが重要です。より多くの来場者が快適に万博を楽しめるよう、関係者一同が協力し、万全の準備を進めることが期待されています。 スムーズな入場と快適な会場体験は、万博成功の鍵を握っています。世界中から訪れる人々にとって、忘れられない感動と未来への希望を与える万博となるよう、今後の取り組みに注目が集まります。