《フジテレビ問題》上司から「休日に今何をしているのか写メを送れ」と…2018年に報じられていた“ハラスメント”とフジ社員らの声


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「人権意識が低く、セクハラを中心とするハラスメントに寛容」

 衝撃的だがフジテレビのことだ。入社式前日の3月31日、フジ・メディア・ホールディングスとフジテレビの第三者委員会が調査報告書を公表し、同局の体質を厳しく指摘した。今年度のフジテレビ新入社員はアナウンサー4人を含む35人が入社したという。中居正広氏の性暴力問題で渦中の同局だが、自分が変えようと誓う新入社員もいるのではないか。

2018年に報じられていたキャスターのハラスメント

 報告書が出た日に反町氏は出演を取りやめたが、逆にいえば前日まで「全然問題ない」と皆で認め続けていたことになる。反町氏は40年近くトップだった日枝久氏に可愛がられていたという。

「日枝さんは政治好きで『プライムニュース』のキャスターだった反町理氏を取締役に抜擢。反町氏は、永田町の取材メモをいそいそと日枝詣での場で囁いていました」(政治部記者・週刊文春2025年2月6日号)

 反町氏はハラスメントをとがめられるどころか、むしろ取締役に出世していたのだ。こうなると被害者は絶望的な気持ちになる。中居事案にもつながっているフジテレビの体質そのものだ。

 反町ハラスメントは具体的にどのようなものだったのか。報告書は後輩女性社員2名(mとn)の証言をまとめている。



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