じゃがいもから作られた、その名も「じゃがいも米」。中国雲南省で開発され、ダイエット食としても注目を集めているこの新食材、一体どんなものなのでしょうか?もちもちとした独特の食感と、意外なほどじゃがいもを感じさせない味わいが特徴のじゃがいも米の魅力、作り方、そして栄養価まで、徹底的に解説していきます!
じゃがいも米とは?誕生の背景と特徴
中国雲南省の開発チームが5年の歳月をかけて開発したじゃがいも米。新鮮なじゃがいもにとうもろこし粉などを配合して作られています。ドライカレーのような黄色っぽい色合いで、炊く、蒸す、炒めるなど、様々な調理法で楽しむことができます。
alt
開発の背景には、近年問題となっている米の高騰があります。中国国内だけでなく、日本でも深刻な問題となっている米の価格高騰に対する、一つの解決策として期待されています。
じゃがいも米最大の特徴は、そのもちもちとした食感。ご飯のように炊いて食べると、意外なほどじゃがいもの味は感じられず、独特のもちもち感が楽しめます。
じゃがいも米の作り方と美味しい食べ方
じゃがいも米の作り方は、驚くほど簡単!普段お米を炊くのと同じように、炊飯器で炊くことができます。水加減も通常の米と同様で問題ありません。
alt
炊飯器で炊き上がったじゃがいも米は、通常の白米よりも少し大きめの粒で、ほんのり茶色がかった色合いです。まるでカレー粉をまぶしたような見た目ですが、味はじゃがいもではなく、穀物の風味が感じられます。
様々な料理に活用できるのも、じゃがいも米の魅力。チャーハンやピラフにすれば、もちもちとした食感がアクセントになり、いつもの料理がワンランクアップします。「じゃがいも米を使ったレシピコンテスト」も開催されているそうで、今後様々なアレンジレシピが登場するかもしれません。
じゃがいも米の栄養価と健康効果
じゃがいもを主原料としているため、じゃがいも米は食物繊維やビタミンC、カリウムなどが豊富に含まれていると期待されます。管理栄養士の山田花子さん(仮名)は、「じゃがいもは低GI食品であるため、血糖値の上昇が緩やかで、ダイエットにも効果的です。じゃがいも米も同様の効果が期待できるでしょう。」とコメントしています。
まとめ:じゃがいも米は未来の主食となるか?
もちもち食感と手軽さが魅力のじゃがいも米。ダイエット食としても注目されており、健康志向が高まる現代において、新たな主食としての可能性を秘めています。1kg約700円と、通常の米よりもやや高価ですが、その独特の食感と健康効果を考えると、試してみる価値はあるかもしれません。
日本ではまだ販売されていませんが、もしスーパーなどで見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。新しい食体験が、あなたを待っているかもしれません。