女優の広末涼子さん(44)が、4月8日未明、静岡県島田市内の病院で看護師に怪我を負わせたとして逮捕されました。所属事務所「R.H」は公式HPで、広末さんが運転する車が交通事故を起こし、搬送先の病院で一時的にパニック状態に陥り、医療関係者に怪我を負わせてしまったと発表。芸能活動の自粛も同時に表明しました。今回の事件は、復帰に向けて歩みを進めていた広末さんにとって大きな痛手となるでしょう。
事故後のパニック状態…真相は?
事務所は「一時的なパニック状態」を原因と説明していますが、SNS上では過去の奇行や情緒不安定さを指摘する声も上がっており、真偽を疑う声も少なくありません。1998年のタクシー無賃乗車事件や、2001年の映画『WASABI』記者会見での号泣、大学時代の問題行動など、過去の出来事が今回の事件と結びつけられて語られています。
広末涼子容疑者(画像は’23年12月8・15日合併号より)
精神科医の和田秀樹氏(仮名)は、「疲労やストレスが蓄積した状態では、抑制機能が低下し、普段とは異なる行動をとってしまう可能性がある」と指摘。車の事故によるショックや身体状況の変化が、パニック状態を引き起こした可能性も考えられると述べています。
完全復帰への道のりは遠く…
広末さんは、2023年6月に鳥羽周作氏とのW不倫が報じられ、7月にキャンドル・ジュン氏との離婚を発表。その後、芸能活動を休止していましたが、2024年2月に個人事務所を設立し、4月には公の場に姿を見せ、女優として本格復帰を目指すと見られていました。3月28日にはバラエティ番組『ザ・共通テン!』に出演し、スーパーで買い物をする様子などが放送され、好印象を与えていました。
路上に座り込む広末涼子
5月には朗読劇の舞台への出演も予定されていましたが、今回の事件を受けて中止が発表されました。FRIDAY DIGITALの取材に対し、事務所は映画やドラマのオファーも来ていると回答していただけに、今回の事件は復帰への大きなブレーキとなることは間違いありません。
再起への期待と不安
広末さんの今後の芸能活動については、様々な憶測が飛び交っています。今回の事件の真相究明、そして広末さん自身の心のケアが最優先事項となるでしょう。再び輝きを取り戻すことができるのか、今後の動向に注目が集まります。