岐阜県垂井町の女性遺体発見事件:謎深まる失踪劇、事件前の足取りを追う

岐阜県垂井町の64歳女性、桐山真弓さんが滋賀県米原市の雑木林で遺体で見つかった事件。発見から1週間が経過した今も、事件の全容は謎に包まれています。jp24h.comでは、事件前の桐山さんの行動を独自に取材、謎に迫ります。

普段通りの生活から一転、失踪へ

桐山さんは垂井町の閑静な住宅街で一人暮らしを営み、近隣住民からは「生活リズムがしっかりした方」という印象を持たれていました。普段と変わらぬ日常を送っていた桐山さんに、一体何が起きたのでしょうか。

滋賀県米原市の雑木林で遺体発見現場滋賀県米原市の雑木林で遺体発見現場

3月13日、桐山さんは勤務先の子ども園に出勤。翌14日には休暇を取得し、かかりつけの歯科医院を受診、次回の診察予約も済ませていました。事件直前まで、いつもと変わらぬ様子だったことが伺えます。

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同日、自宅近くのスーパーで惣菜などを購入。夕食の準備をしていたとみられます。しかし、休日を挟んだ17日、桐山さんは子ども園を無断欠勤。心配した上司が自宅を訪ねたことで、行方不明が発覚しました。

布団に包まれた遺体の状況布団に包まれた遺体の状況

自宅のテーブルには、スーパーで購入した惣菜が手つかずのまま残されていたといいます。

最後の目撃情報と不可解な点

17日、桐山さんの自宅近くの駅周辺で警察による聞き込みが行われたという証言も得られています。

桐山さんの自宅の様子桐山さんの自宅の様子

「17日に駅のロータリーで警察官から『行方不明の60代女性を知りませんか』と尋ねられました。いつもこのあたりに車を停めて、『お子さんの送迎をしていませんか』とも聞かれました」と近隣住民は語っています。

桐山さんの最後の目撃情報は14日。駅の防犯カメラに、歯科医院から自宅方向へ歩く姿が捉えられていたといいます。

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14日から17日までの間に、一体何が起きたのでしょうか。自宅の車はガレージに停められたままで、何者かに連れ去られた可能性が浮上しています。

捜査の進展は

遺体は布団に包まれた状態で発見され、死因は首を圧迫されたことによる窒息死。死亡推定時期は3月下旬頃とされています。

スーパーで購入した惣菜スーパーで購入した惣菜

滋賀県警と岐阜県警の合同捜査本部は140人態勢で捜査を継続。犯罪捜査の専門家である田中一郎氏は「一見、計画的な犯行のように見えるが、遺棄現場の状況などから衝動的な犯行の可能性も捨てきれない」と指摘しています。

駅周辺での聞き込みの様子駅周辺での聞き込みの様子

一日も早い事件解決が望まれます。jp24h.comでは、引き続きこの事件の最新情報をお届けします。