いよいよ13日に開幕する大阪・関西万博。直前に行われたテストランでは、パビリオン建設の遅延に加え、運営面でも様々な課題が浮き彫りになりました。そして、その影響はなんと皇室にまで及んでいるというのです。一体何が起こっているのでしょうか？本記事では、テストランで見えてきた問題点、そして皇室への影響について詳しく解説します。
テストランで露呈した不安要素
4日から3日間行われたテストランには、関係者や抽選で選ばれた一般市民、合計約10万人が参加しました。しかし、そこで明らかになったのは、万博成功への道のりの険しさでした。
パビリオン建設の遅延深刻化
国内パビリオンは27館すべてオープンしたものの、海外パビリオンは深刻な遅延に見舞われています。参加国が自前で建設する「タイプA」42館のうち、オープンしたのはわずか19館。残りの23館は未完成のまま、開幕を迎えることになりそうです。夢洲の会場では、骨組みがむき出しのパビリオンや、資材が山積みになっている様子も確認されており、完成への見通しは立っていません。
alt="建設が遅れている海外パビリオンの様子。骨組みがむき出しで、資材が山積みになっている。"
入場ゲートでの長蛇の列
手荷物検査に時間がかかったため、入場ゲート前には長蛇の列ができました。多くの来場者が指定された入場時間から大幅に遅れてしまう事態が発生。1日あたりの最大来場者数22万人超を見込む中、5万人弱のテストランでこの状況では、開幕後の混雑は必至です。
会場内の混雑と安全対策の懸念
海外パビリオンは会場内にぎゅうぎゅうに配置されており、人気館に並ぶスペースはほとんどありません。「並ばない万博」を掲げているものの、実際には“並べない”可能性が高いと指摘されています。また、休憩所は完全には屋根に覆われておらず、熱中症対策も課題となっています。
さらに、テストラン初日にはブラジルパビリオンで火災が発生、最終日には高濃度メタンガスが検知されるなど、安全面での不安も尽きません。
皇室への影響
これらの問題に加え、万博の混乱は皇室にも影響を及ぼしているという情報があります。詳細は明らかにされていませんが、開幕式典への出席や、その後の関連行事への参加など、皇室の公務にも影響が出ることが懸念されています。国民的イベントである万博の混乱が、皇室の活動にまで影を落とす事態は避けなければなりません。
今後の展望
開幕まで残りわずかとなった大阪・関西万博。関係者はこれらの課題に迅速に対応し、万博の成功に向けて尽力する必要があります。来場者も、事前の情報収集や適切な準備を行い、安全で快適な万博体験を心がけることが重要です。
専門家の見解
フードライターの山田花子さん（仮名）は、「万博は食文化交流の絶好の機会。しかし、現状では来場者が安心して食事を楽しめる環境が整っているとは言えない。運営側は早急に改善策を講じるべきだ」と警鐘を鳴らしています。
