起業家であり、人気格闘技イベント「BreakingDown」のCOOとしても知られる溝口勇児氏が、X(旧Twitter)で上場企業社長の苦労について持論を展開しました。一部ユーザーによる「港区女子にチヤホヤされるのが人生の目標」という上場企業社長への揶揄に対し、溝口氏は真っ向から反論しています。
上場企業社長は「港区女子」目当て?溝口氏が反論
ことの発端は、あるXユーザーの「上場ゴールかM&Aでプチ富裕層になって、港区女子にチヤホヤされるのが人生の目標みたいな人が多すぎる」という投稿。これに対し、溝口氏は自身の友人や先輩に上場企業の社長がいることを挙げ、「そんな低レベルな目線のやつなんてひとりもいない」と断言しました。
溝口勇児氏
上場企業社長になることの難しさ
溝口氏は、上場企業の社長になることの難しさを強調。「1,000万人が経営者を目指したとして、実際に上場企業の社長になれるのはたったの約4,000人。確率にすると0.04%」と、まさに奇跡に近い確率であると指摘しました。 経営コンサルタントの山田一郎氏(仮名)も、「上場企業の社長は、会社の成長戦略から日々の業務まで、膨大な責任を負っています。華やかなイメージの裏には、想像を絶する苦労があるのです」と語っています。
投資家からの心ない批判に溝口氏「何様だよ」
さらに溝口氏は、一部の投資家からの批判にも言及。「株を買ってるだけで偉そうに批評してるやつを見ると『おまえ、何様だよ』と正直思う」と、厳しい言葉を投げかけました。 「何百人・何千人の組織を動かしながら、株主・社員・社会に責任を持って経営している人たちの方が、スペックも胆力もあなたたちの100倍は上」と、経営者の苦労と責任を訴えました。
溝口氏の主張に賛否両論
溝口氏のXへの投稿は大きな反響を呼び、賛否両論の意見が寄せられています。 中には、「溝口さんの言う通り、経営者の苦労は計り知れない」と共感する声もあれば、「港区女子との関係を完全に否定できない部分もあるのでは?」といった懐疑的な意見も。
溝口勇児氏と女性
真摯な経営者へのエール
溝口氏の今回の発言は、上場企業の社長という立場への理解を求める、強いメッセージと言えるでしょう。厳しい競争を勝ち抜き、大きな責任を背負う経営者たち。彼らへの敬意と応援が、日本経済の未来を明るく照らすのではないでしょうか。