東京都清瀬市のスーパーで女性が包丁で刺されて死亡した事件で、警視庁東村山署は14日、死亡したのは殺人未遂容疑で現行犯逮捕された住居職業不詳の兼沢孝行容疑者（58）の妻の益代（ますよ）さん（56）と判明したと発表した。
【写真】50代とみられる女性が刺されたスーパー「西友清瀬店」=2025年4月13日午後0時23分、東京都清瀬市元町1丁目、上保晃平撮影
事件は13日午前10時40分ごろ、スーパー「西友清瀬店」で発生。署によると、兼沢容疑者は文化包丁で益代さんの腹や腕などを刺し、殺害しようとした疑いがある。容疑者は「金銭トラブルがあった。脅しのために店内で包丁を買った」と話しているといい、同署が殺人容疑に切り替えて調べている。（上保晃平）
朝日新聞社
