ダウンタウン・松本人志氏が約2年ぶりに活動を再開するインターネット配信サービス『DOWNTOWN+(ダウンタウンプラス)』。11月1日のサービス開始を前に、その記念すべき復帰番組の共演者がバイきんぐの小峠英二氏であることが発表され、芸能界内外で大きな話題を集めています。長らく待望された松本氏の新たな挑戦において、吉本興業所属ではない小峠氏が最初の相棒に選ばれた背景には、一体何があるのでしょうか。
DOWNTOWN+で活動再開する松本人志氏。復帰番組の共演者はバイきんぐ小峠英二氏
「松本教授の笑いの証明」:未知なる笑いの真実へ
公式SNSで発表された情報によれば、小峠氏が登場するのはオリジナル番組『松本教授の笑いの証明』です。この番組では、松本氏が「教授」として、そして小峠氏が「助教授」としてタッグを組み、「未知なる笑いの真実」を解明すべく、様々な芸人たちにユニークな「実験」を課していく内容が予定されています。今後の配信番組にも吉本興業所属の芸人が多数出演する予定ですが、第一弾の共演者が小峠氏という事実は、多くの憶測を呼んでいます。
意外な抜擢:なぜ吉本所属ではない小峠英二が選ばれたのか
これまでの報道では、松本氏が可愛がっているとされる千鳥・大悟氏や、いわゆる「ダウンタウンファミリー」として知られる今田耕司氏や東野幸治氏といった吉本興業所属の芸人たちが有力候補とされてきました。しかし、蓋を開けてみれば「非吉本芸人」であるバイきんぐ小峠氏が最初に発表されたことは、松本氏がいかに彼に深い信頼を寄せているかを物語っています。小峠氏は、かつては吉本が主宰するNSCに在籍し、一時期吉本に所属していましたが、コンビ結成後に現在の事務所「SMA NEET Project」へ移籍。2012年にはコント大会『キングオブコント』(TBS系)で優勝を果たし、鋭いツッコミで人気を確立しました。
「松本信者」として知られる小峠の熱い”お笑い愛”
松本氏に近いバラエティ関係者によると、小峠氏は「かなりの”松本信者”」として知られています。私服は革ジャンやライダースを好む男らしいスタイルで、「飲む、打つ、買う」といった昭和の芸人らしい生き様を貫き、人生をお笑いに捧げているといいます。そんな小峠氏にとって、松本氏はまさに理想の芸人像そのもの。二人はお笑い番組『キングオブコントの会』や『水曜日のダウンタウン』(ともにTBS系)で度々共演し、松本氏が主宰する飲み会にも頻繁に参加する間柄です。小峠氏は、松本氏が以前出版した著書『遺書』をバイブルのように読み込み、そのお笑いにかける姿勢に深く共感していると語られています。
「松本さんのためなら」小峠の固い決意
今回の『DOWNTOWN+』への参加についても、小峠氏は松本氏からの声かけに即答だったといいます。一部には、新サービスの先行きが不透明なことから、あいまいな姿勢を見せた芸人もいた中で、小峠氏は「松本さんのためなら出ます!」と迷いなく即答。所属事務所が慎重な姿勢を見せる中でも、「事務所を辞めてもいいから出たい」とまで語るほどの覚悟を示していたそうです。2021年に『キングオブコントの会』で松本氏との2人コントに挑んだ際、小峠氏は松本氏を「狂人」と表現し、「根底に狂った部分のある人間じゃないとできない目」だったと、その圧倒的な存在感を語っていました。
長期間の活動休止を経て、いよいよ約2年ぶりの活動再開となる松本人志氏。彼の新たな出発を支える小峠英二氏の「漢気」に、松本氏がどのように応えるのか、多くの注目が集まっています。
参考文献:
- Yahoo!ニュース / 女性自身 (2025年10月29日). 「松本人志、新番組で約2年ぶり活動再開へ!共演者は非吉本芸人・バイきんぐ小峠」.





