福井県立大学に2025年度、国内初の恐竜学部が誕生しました!高い志願倍率を突破した個性豊かな1期生34名(男性17名、女性17名)が、4月7日の入学式を迎えました。jp24h.comでは、入学式の様子や新入生へのインタビュー、学部概要など、恐竜学部の魅力を余すことなくお届けします。
夢への第一歩!恐竜学部入学式に潜入
入学式では、恐竜フィギュアを手にした学生や、すでに研究テーマを語る学生など、恐竜愛に溢れる1期生たちの姿が見られました。中には「パキケファロサウルスが好き!」と笑顔を見せる学生や、「ケツァルコアトルスは飛べたのか?という論争が面白い」と熱く語る学生も。皆、これから始まる発掘調査やフィールドワークへの期待に胸を膨らませている様子でした。
alt 恐竜学部の入学式でフィギュアを持つ学生
IT業界から転身!恐竜学部1期生の井上沙紀さんにインタビュー
神奈川県から福井県へ移住し、恐竜学部に入学した井上沙紀さん。jp24h.comは、井上さんの自宅で独占インタビューを行いました。井上さんの“推し”恐竜はスピノサウルス。東京・お台場で開催されたスピノサウルス展がきっかけで、福井の恐竜研究に興味を持ったそうです。「最新の技術で古代生物を解明する事に魅力を感じた」と語る井上さん。以前はIT企業に勤めていましたが、展示会で恐竜学部の新設を知り、社会人枠で受験を決意。見事、難関を突破し、合格を機に退職しました。
恐竜学部で学ぶこと
恐竜学部は恐竜・地質学科の1学科制。1年生は永平寺キャンパスで一般教養を学び、2年生からは県立恐竜博物館に隣接する勝山キャンパスへ移ります。3年生で「恐竜・古生物」コースと「地質・古環境」コースに分かれ、海外での発掘調査や実践的なフィールドワークを通して専門性を深めます。井上さんは入学オリエンテーションでハンマーとヘルメットの購入を指示され、「いよいよ恐竜学部が始まるんだ!」と実感したそう。「でも、どのハンマーとヘルメットを選べばいいのか分からなくて…」と、少し戸惑った様子も見せました。
恐竜学部のカリキュラムと将来性
恐竜学部のカリキュラムは、化石発掘調査や地質調査、恐竜の生態や進化に関する研究など、多岐に渡ります。卒業後は、博物館や研究機関への就職、恐竜関連の教育普及活動など、様々な分野での活躍が期待されます。古生物学者である小林快次先生(北海道大学)も、「日本の恐竜研究を牽引する人材育成に期待している」とコメントしています。
恐竜学部で未来を創造!
福井県立大学の恐竜学部は、恐竜研究の未来を担う人材育成の場として、大きな注目を集めています。今後の活躍が期待される1期生たち。jp24h.comは、彼らの成長をこれからも追いかけていきます。