母子3人殺害で中間論告 元警官、福岡地裁

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 福岡県小郡市の住宅で平成29年6月、母子3人が殺害された事件の裁判員裁判で、殺人罪に問われた元県警警察官、中田充被告(41)による犯行かどうかを判断するための中間論告の公判が18日、福岡地裁で開かれた。

 犯行を直接示す証拠はなく、被告は逮捕段階から一貫して無罪を主張。検察側は、動機に妻との不仲があったと指摘している。

 起訴状によると、被告は通信指令課所属の巡査部長だった29年6月5日深夜~6日未明、自宅で小4の長男、涼介君=当時(9)、小1の長女、実優さん=同(6)=の首をひものようなもので絞め、妻、由紀子さん=同(38)=の首を圧迫し、いずれも窒息死させたとしている。

 12月2日に量刑に関する論告と最終弁論があり、12月13日に判決が言い渡される。

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