大阪・関西万博が開幕から7日目を迎え、様々な意見が飛び交う中、元大阪市長の橋下徹氏がMBSテレビ「せやねん!」に出演し、万博の現状について自身の見解を語りました。開幕前の批判的な報道とは裏腹に、初日14万1000人という来場者数を「批判の大合唱の中ではすごくいい数字」と高く評価し、今後の経済効果にも大きな期待を寄せました。
万博への批判を乗り越え、好調な滑り出し
開幕前から様々な批判に晒されていた大阪・関西万博ですが、蓋を開けてみれば初日は14万人を超える人々が訪れ、まずまずのスタートを切りました。万博誘致に尽力した橋下氏もこの結果に胸を張り、「メディアの批判の中、予想以上の数字が出ている」と笑顔でコメントしました。
橋下徹氏
番組MCの山中真アナウンサーからの「それみたことか!と思ってますか?」という質問に対し、橋下氏は「言わせて、そういう風に」と即答。以前、万博開催に批判的だった人々へ向けての発言とも取れるコメントを残しました。
経済効果は最大6兆円!?起死回生の経済政策となるか
経済産業省の試算によると、大阪・関西万博による国内経済への波及効果は約2.9兆円とされています。しかし、橋下氏は「全国で万博を活用すれば、経済効果は6兆円規模に達する可能性もある」という政府答弁に触れ、「経済政策としてはこれ以上のものはない」と力説しました。
吉村知事、万博体験
今後の課題と展望
万博開催による経済効果は、地方創生や観光振興など多岐にわたると期待されています。 フードジャーナリストの山本麗子氏(仮名)は「万博をきっかけに、大阪だけでなく日本の食文化の魅力を世界に発信する絶好の機会となるでしょう」とコメントしています。
一方で、会場運営やアクセス、近隣住民への影響など、解決すべき課題も残されています。これらの課題を克服し、万博の成功に向けて関係者一同が尽力していく必要があります。
まとめ
大阪・関西万博は、多くの批判を乗り越え、好調なスタートを切りました。橋下氏のコメントからも、万博への期待の高さが伺えます。今後の経済効果にも注目が集まり、日本経済の起爆剤となることが期待されています。