北海道の小さな町で、92歳とは思えないほどイキイキと暮らす伊藤三重子さん。YouTubeチャンネル「Kuro – 北国の暮らし」で公開された彼女の日常は、世界中の人々を魅了し、「こんな老後を送りたい」と憧れの的となっています。130万回再生を突破した動画と、出版された書籍『北国の暮らし 今を豊かに生きる家しごと庭しごと』から、三重子さんの生きがいに満ちた暮らしの秘訣を探ってみましょう。
92歳、現役の秘訣は「好きなこと」に囲まれた暮らし
ゆったりとしたリビング、クラシカルな家具、そして穏やかな笑顔。三重子さんの日常は、好きなものに囲まれた、まさに理想の老後と言えるでしょう。 孫のKuroさんが撮影した動画では、食事を作り、趣味を楽しみ、庭を散歩する様子が映し出されています。自然体で暮らす三重子さんの姿は、多くの視聴者の共感を呼び、老後の不安を希望へと変える力となっています。
92歳、現役の秘訣は「好きなこと」に囲まれた暮らし
多彩な趣味で彩る毎日：書道からフラダンスまで
三重子さんの魅力の一つは、その多趣味ぶり。書道、茶道、レース編み、刺繍、刺し子、陶芸、ピアノ、カメラ、そしてフラダンスまで、興味を持ったことは何でも挑戦してきたそうです。娘たちが独立した60代から始めた趣味の数々は、今では彼女の生活に彩りを添え、日々の喜びとなっています。 手作りの作品は日用品として活用され、2階は撮りためた写真で飾られたギャラリーとなっています。
多彩な趣味で彩る毎日：書道からフラダンスまで
趣味教室には通わない？！三重子さん流「趣味との付き合い方」
多くの高齢者が「趣味がない」と悩んだり、家族から趣味を持つことを勧められたりする中、三重子さんは趣味教室には通わず、自分のペースで楽しんでいます。「暮らしの手帳」(暮しの手帖社)を参考に、独学で様々な技術を習得してきたそうです。 料理研究家の土井善晴さんも、「好きなことを無理なく続けることが大切」と提唱しています。三重子さんの生き方は、まさにこの言葉を体現していると言えるでしょう。
92歳、一人暮らしの素敵な家
三重子さんの暮らす家は、海外のインテリア雑誌から飛び出してきたかのような洗練された空間です。 こだわりの家具や調度品、そして趣味で作った作品が調和し、居心地の良い雰囲気を作り出しています。 「住まいは心の鏡」という言葉がありますが、三重子さんの家は、彼女の豊かな感性と人生経験を映し出す、まさに「素敵な家」と言えるでしょう。
まとめ：人生100年時代、自分らしい生き方のヒント
三重子さんの暮らしは、人生100年時代を自分らしく生きるためのヒントを与えてくれます。 趣味を持つこと、好きなことに囲まれて暮らすこと、そして何歳になっても新しいことに挑戦する心を持つこと。これらの要素が、三重子さんのイキイキとした暮らしの秘訣と言えるでしょう。 私たちも三重子さんを見習い、自分らしい生き方を見つけ、充実した毎日を送りたいものです。
