2024年4月13日、いよいよ大阪・関西万博が開幕しました!55年ぶりの大阪開催となる今回の万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、世界158の国と地域、7つの国際機関が参加。夢洲(ゆめしま)という人工島を舞台に、10月13日までの184日間、様々な展示やイベントが繰り広げられます。開幕前から様々な憶測が飛び交っていたこの万博、実際に体験してみなければ何も始まりません!そこで、jp24h.com編集部は、熱気あふれる開幕初日の夢洲へ足を運んでみました。
開幕前の不安要素、そして現地でのリアル
大阪・関西万博は、開催決定から開幕まで、何かと話題に事欠きませんでした。維新の会の思惑、会場整備費の増額、インフラ整備にかかる巨額の費用、前売りチケットの販売不振、そして会場予定地でのメタンガス検出…などなど。期待と不安が入り混じる中、いよいよその幕が上がりました。
街の書店には万博ガイドブックが山積みになり、否が応でも期待が高まる一方で、公式ガイドブックの誤植騒動など、開幕前から不穏な空気が漂っていました。私自身も、チケット購入の手続きの複雑さに戸惑い、チケットサポートセンターのお世話になることに。パビリオン予約も一苦労で、海外パビリオンに至っては予約サイトが開設されておらず、「当日並べば入れる」という係員の説明に一抹の不安を覚えました。
大阪万博会場入り口
当日、会場の様子は?
開幕当日、指定された東ゲートに12時前に到着。しかし、すでに長蛇の列!炎天下の中、30分以上並んでようやく入場できました。会場内は多くの人で賑わっており、活気に満ち溢れていました。人気のパビリオンは長時間の待ち時間が発生しており、事前の予約システムの改善が必要だと感じました。
パビリオン体験レポート
いくつかのパビリオンを体験しましたが、特に印象に残ったのは日本館。日本の技術力と文化を融合させた展示は圧巻でした。また、食をテーマにしたパビリオンでは、未来の食に関する展示が興味深く、食の未来について考えさせられました。
フードコートも充実しており、様々な国の料理を楽しむことができました。価格設定は少々高めでしたが、万博ならではの雰囲気の中で食事を楽しむことができました。
万博会場内の様子
課題と期待
初日の万博は、期待と課題が入り混じるものでした。待ち時間の長さや一部運営の不手際など改善すべき点も見られましたが、未来への希望を感じさせる展示も多く、今後の発展に期待が持てます。「食文化研究家 佐藤恵美さん」は、「今回の万博は、食の未来を考える良い機会になるでしょう。特に若い世代に、食の大切さを伝える重要な役割を担っていると思います。」と語っています。
まとめ
大阪・関西万博、初日の様子をレポートしました。これから184日間、どのような進化を遂げるのか、引き続き注目していきたいと思います。皆さんもぜひ、夢洲へ足を運んで、未来社会を体験してみてはいかがでしょうか?