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ウクライナのゼレンスキー大統領は20日、プーチン大統領が30時間の一時停戦が始まると宣言した時刻以降もロシアの攻撃が続いているとの認識を示しました。一方、ロシア側は「停戦体制を順守している」としています。
ゼレンスキー大統領は20日、SNSで、プーチン大統領が30時間の一時停戦が始まると宣言した時刻以降、6時間で「ロシア軍の砲撃が387回、攻撃が19回あった」などとして、ロシアの攻撃が続いているとの認識を示しました。
「ロシア軍は停戦するとの印象を作り出そうとしているが、依然として侵攻の試みが続いている」として、ロシア側に停戦の順守を求めています。
一方、ロシア国防省は20日、「命令に従いロシア軍は停戦体制を順守している」とした上で、「ウクライナ軍が停戦宣言の後、ロシアの陣地に対し444回の砲撃を行った」と主張していて、実質的な一時停戦は実現していないとみられます。