東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドが、カスタマーハラスメントへの対策を強化しました。ゲストの皆様に安心して夢の国を楽しんでいただけるよう、同社は新たな基本方針を発表し、毅然とした対応を取る姿勢を示しています。
カスタマーハラスメントとは?具体的な事例を紹介
オリエンタルランドは、カスタマーハラスメントに該当する行為を具体的に明示しています。従業員への身体的な攻撃や威圧的な言動はもちろんのこと、土下座の要求や盗撮なども含まれます。さらに、理不尽な商品の交換要求や、従業員との面会要求、インターネット上での誹謗中傷などもハラスメント行為と定義しています。
身体的攻撃・威圧行為
従業員への暴力行為や、大声で威嚇する、胸ぐらを掴むといった威圧的な言動は、ハラスメントに該当します。安全で快適な環境を守るため、断固とした措置が取られます。
不当な要求
商品の交換や返金、従業員との面会などを、正当な理由なく執拗に要求する行為も問題視されています。カスタマーサービス担当者への過度な負担を強いる行為は、ハラスメントとして扱われます。
インターネット上での誹謗中傷
従業員に対するSNSなどでの誹謗中傷、悪意のある書き込みも、カスタマーハラスメントに該当します。インターネット上での行為であっても、責任を問われる可能性があります。
オリエンタルランドの対応策:毅然とした姿勢でゲストと従業員の安全を守る
オリエンタルランドは、寄せられる意見や要望には誠意をもって対応する姿勢を示しつつ、ハラスメントと判断した場合は、パークからの退去を命じるだけでなく、警察に通報する可能性もあると明言しています。従業員の安全と安心を最優先に考え、より多くのお客様に最高の体験価値を提供するため、同社は今後も対策を強化していく方針です。
従業員へのサポート体制強化
従業員が安心して働けるよう、ハラスメント対策研修の実施や相談窓口の設置など、サポート体制の強化にも力を入れています。心のケアを含めた多角的なサポートを提供することで、従業員の安全と安心を確保します。
ゲストへの啓発活動
オリエンタルランドは、ゲストへの啓発活動も積極的に行っています。パーク内でのマナー啓発や、公式ウェブサイトでの情報発信を通じて、ハラスメント行為の撲滅を目指します。
夢と魔法の国を守るために:私たち一人ひとりができること
東京ディズニーリゾートは、夢と魔法の国。誰もが安心して楽しめる空間であるために、私たち一人ひとりがマナーを守り、従業員への敬意を払うことが大切です。ハラスメントのない、より良いパーク作りに協力しましょう。
まとめ:安心して楽しめるパークを目指して
オリエンタルランドの今回の発表は、ゲストと従業員双方にとって、より安全で快適なパーク環境を実現するための重要な一歩です。誰もが安心して夢の国を楽しめるよう、私たちも協力し、マナーを守ってパークを利用しましょう。