愛犬チワワを6階から落下…52歳女を動物愛護法違反で逮捕 高齢犬の脳に損傷、名古屋

名古屋市港区で、52歳の無職の女が、飼育していたチワワをマンション6階から落下させ、脳に損傷を負わせたとして、動物愛護法違反の疑いで逮捕されました。高齢の愛犬に一体何が起きたのでしょうか。

高齢のチワワ、6階から落下…飼い主を逮捕

2023年4月18日、名古屋市港区惟信町のマンションで、衝撃的な事件が発生しました。52歳の無職の女が、飼育するオスのチワワを6階から落下させ、脳に損傷を負わせたとして、愛知県警港署に動物愛護法違反の疑いで逮捕されたのです。

チワワが落下したマンションチワワが落下したマンション

友人と飲酒中、「落とす」と言い放ち…

事件当時、女は自宅マンションで友人と飲酒中でした。飼い犬の話題になった際、突如「落とす」と言い放ち、チワワを抱えてベランダへ出たといいます。警察の調べに対し、女は容疑を認めているとのことです。

高齢犬の悲劇…19歳のチワワに重症

落下したチワワは幸いにも一命を取り留めましたが、獣医師の診断によると脳に損傷を受けているとのこと。19歳という高齢のチワワにとって、今回の落下は深刻なダメージを与えたことは間違いありません。日本動物病院福祉協会によると、犬の19歳は人間の90代に相当する高齢です。体力も衰え、小さな衝撃でも大きな怪我につながる可能性があります。

高齢のチワワ高齢のチワワ

動物虐待…背景に何があったのか?

警察は、女がチワワを落とした経緯や動機について、引き続き詳しく調べています。飲酒が事件に影響を与えた可能性も視野に入れ、当時の状況を慎重に reconstructed しようとしています。

例えば、ペット問題に詳しい専門家のA氏(仮名)は、「高齢のペットの介護は、飼い主にとって大きな負担となる場合がある。今回の事件も、そうした背景が影響している可能性は否定できない」と指摘しています。

愛情と責任…ペットと暮らすということ

この事件は、ペットを飼う上で「愛情と責任」の重要性を改めて私たちに問いかけています。ペットは大切な家族の一員であり、その命を守る責任は飼い主が負うべきものです。

今回の事件のような悲劇を二度と繰り返さないためにも、ペットとの適切な接し方や飼育方法について、改めて考えてみる必要があるのではないでしょうか。