俳優の寺島進（61）が、19日放送のMBSテレビ「痛快！明石家電視台」（土曜後3・00）に出演。父親とも慕う北野武（ビートたけし）との思い出を回想した。
【写真あり】北野武が監督作品に絶対に使わないタレント 過去にはある約束をかわしたことも
番組では、あまたの映画で名バイプレーヤーとして活躍する寺島の半生を回想。特に北野武作品には10本も出演するなど、存在感を示している。
そんな寺島は「この前、さんまさんのことを褒めてましたね」と明石家さんまを称賛するビートたけしの話を紹介した。
たけしは「初めてひょうきん族に来たとき、さんまちゃんには参ったよな。言うこと聞かねえし、台本覚えてこねえし。でも、面白いから参っちゃうんだよな」と称賛したという。
さんまも「よく褒めていただくんですけども、やっぱり優しいんですよね」とたけしとの思い出を回想した。
だが、そんなさんまも北野武監督作品には出たことがない。さんまは「（出たこと）ないよ。“使わねえ”って言われている」と北野監督の言葉を明かし、さらに「出せよ、まで言うたんやけどね。“やだよ”って言われて。“お前は使わねえ”って」と完全に拒否されたエピソードを明かした。
「出してくれよって言うたんやけど、たけしさんの映画は出たことない。だからうらやましいですよ」とさんまは懇願したにもかかわらず、監督には思いが届かず。それだけに北野作品で活躍する寺島がうらやましいようで、寺島は「ありがたいですよ。育ての親ですね。引き上げていただいて」と感謝していた。
