G20財務相・中央銀行総裁会議の初日の議論で、加藤財務大臣はトランプ関税が世界経済に悪影響を与えていると懸念を表明しました。
「米国の関税措置と一部の国の対抗措置やそれがもたらす不確実性が(為替を含む)金融市場を不安定にし、実体経済に悪影響を及ぼしている」(加藤財務大臣)
さらに、「経済や金融市場の安定を維持するため、各国が協力しながら必要な対応を取るべきだ」と述べました。
各国からも関税についての言及が相次ぎ、アメリカのベッセント財務長官は、自国の立場を説明したということです。
また、これに先だって開かれたG7の会議でも加藤大臣は、「関税措置の発動は極めて遺憾」だとして一刻も早く見直すよう求めました。(ANNニュース)
ABEMA TIMES編集部