マリーナベイ・サンズに4棟目のタワー シンガポールのランドマーク、31年開業


マリーナベイ・サンズの4棟目のタワー

 完成は2030年の予定で、31年の開業を目指している。

 同ホテルは、カジノを含む統合型リゾート(IR)の一部として10年に開業。運営する米カジノ大手ラスベガス・サンズは80億米ドル(約1兆1800億円)を投じ、既存施設の隣接地に55階建ての高層ホテル棟と1万5000人収容のアリーナ施設を新たに建設するほか、国際会議・展示場も増設する。既存の3棟をまたいで設置されているものとは別に、高層ホテルにも屋上プールが新設される。

 四つ目のホテル棟を建設する計画は19年から構想されていたが、コロナ禍の影響で計画が遅れ、今年7月15日に着工した。

 増設される施設にもカジノが設けられる。マリーナベイ・サンズの24年の売上高は42億3000万米ドル(約6300億円)で、このうち7割がカジノからの収入だった。 



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