グーグルがクラウドゲーム 米欧で開始、専用機不要





グーグルのゲーム用コントローラー(グーグル提供・AP)

 米グーグルは19日、クラウド技術を活用し、テレビやパソコン、スマートフォンで本格的なゲームを楽しめるサービス「スタディア」を北米と欧州で始めた。データセンターで処理するため、据え置き型の専用機は不要だ。ゲーム機に軸足を置いてきたソニー、米マイクロソフト、任天堂の脅威となる可能性もある。

 グーグルは来年以降、サービスの対象地域を広げる。日本での展開は明らかにしていない。

 サービスを利用するには一定の通信速度が必要。「スタディアプロ」は月額9・99ドル(約1080円)。高画質、高音質で一部のゲームを追加料金なしで遊べるほか、有料の対応ソフトを割安価格で購入できる。来年、月額課金がなく、対応ソフトを購入して遊ぶ「スタディアベース」も開始する。画質や音質は「プロ」より劣る。

 対応ソフトはスクウェア・エニックスの人気ゲームシリーズ「ファイナルファンタジー15」など22種類。(共同)



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