かつて「太いけど、細山です!」のキャッチコピーで人気を博した元子役タレントの細山貴嶺さん。ぽっちゃり体型とサスペンダーがトレードマークだった彼が、ABEMAの番組「NO MAKE」に登場し、激やせした現在の姿と、華麗なる転身を遂げた人生を語りました。
慶應卒、ゴールドマン・サックスを経て動物医療へ
細山さんは慶應義塾大学卒業後、芸能界を引退。外資系金融大手ゴールドマン・サックス証券に就職し、その後も資産運用会社、投資会社とキャリアを積み重ねてきました。そして2024年4月、知人と共に動物医療関連の会社を設立。まさにエリート街道まっしぐらの彼が、なぜ動物医療の世界へ飛び込んだのでしょうか?
細山貴嶺さん、ABEMAの番組に出演
愛猫の危機がきっかけ
番組内で細山さんは、愛猫が緊急輸血を必要とした経験を明かしました。当初のかかりつけの動物病院では適切な処置を受けられなかったと感じ、深い後悔と無力感を味わったそうです。「自分の大切な家族が死んでしまうかもしれない。もっと獣医療のことを知っていれば…」その思いが、彼の人生を大きく変えるきっかけとなりました。
年収激減も「やりがい」を優先
芸能界時代の最高年収は約600万円。ゴールドマン・サックス時代は1000万円に届かず、2社目の転職でようやく1000万円を超えたといいます。しかし、動物医療関連の会社設立に伴い、年収はゴールドマン・サックス新卒時代のおよそ半分に。それでも細山さんは、「会社がうまくいくのが一番ですが、そうでなくても動物に何か恩返しができるような生き方をしたい」と、強い決意を語っています。
専門家の声
動物行動学の専門家、山田先生(仮名)は、「経済的な成功よりも、動物の welfare を優先した細山さんの決断は、多くの人々に勇気を与えるでしょう。彼の情熱と行動力は、日本の動物医療業界に新たな風を吹き込むはずです」と期待を寄せています。
新たなステージで輝く未来
高収入のキャリアを捨て、動物医療の世界に飛び込んだ細山貴嶺さん。その挑戦は、私たちに「本当に大切なもの」について改めて考えさせてくれます。彼の今後の活躍に、大きな期待とエールを送りたいですね。