女優・中山麻理さん、77歳で逝去 息子・麻聖が悲報を公表

長きにわたり数々の作品で輝かしい足跡を残した女優の中山麻理さんが、7月12日に77歳で永眠されていたことが明らかになりました。この悲しい知らせは、22日に実の息子である俳優の中山麻聖さん(36)が自身のX(旧ツイッター)を通じて書面で公表したものです。

故・中山麻理さんの輝かしいキャリアと功績

中山麻理さんは1948年2月1日、東京に生まれました。高校卒業後、東宝演芸部に入所し、芸能界のキャリアをスタートさせます。1968年には映画「兄貴の恋人」でスクリーンデビューを果たし、その才能を開花させました。翌1969年には、TBSの人気ドラマ「サインはV」で椿麻理役を熱演し、全国的な人気を獲得。その後の彼女は、映画「限りなく透明に近いブルー」をはじめとする多くのドラマや映画に出演し、幅広い役柄で観客を魅了し続けました。

若き日の女優・中山麻理さん、エステサロンのイベントで輝く姿若き日の女優・中山麻理さん、エステサロンのイベントで輝く姿

私生活と家族:三田村邦彦氏との結婚、そして三人の息子たち

私生活では、俳優の三田村邦彦氏と1980年に結婚し、三人の息子を授かりました。しかし、1999年に離婚。公表を行った中山麻聖さんは三男にあたります。また、人気女優・タレントとして活躍する中山エミリさんは、中山麻理さんの姪にあたり、親族関係にも注目が集まります。

息子・中山麻聖さんからの深い感謝と報告

中山麻聖さんは、母の訃報に際し、以下のコメントを発表しました。このメッセージからは、故人への深い愛情と感謝、そして家族に見守られながら安らかに旅立ったことが伺えます。


拝啓 盛夏の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

このたび、母・中山麻理が7月12日に闘病の末に永眠いたしましたことをご報告申し上げます。
最期は家族に見守られながら、穏やかに旅立ちました。生前に賜りましたご厚情に深く感謝申し上げます。

なお、葬儀は故人の遺志および家族の希望により近親者のみで静かに執り行わさせていただきました。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げるとともに突然のお知らせになりましたことをお許しください。

今後とも変わらぬご交誼を賜りますようお願い申し上げます。

敬具
令和7年7月22日
中山麻聖

まとめ

女優・中山麻理さんの逝去は、日本の芸能界にとって大きな損失です。彼女の残した数々の作品と、スクリーンやブラウン管で輝いた姿は、多くの人々の記憶に刻まれることでしょう。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

参考文献