アメリカのラトニック商務長官は、各国や地域との関税交渉を巡り、1カ国と合意に至ったと明らかにしました。
ラトニック氏は29日、CNBCテレビの番組に出演し、トランプ政権の関税を巡る協議で「合意はすでに成立した。相手国の首相と議会の承認を待つ必要がある」と1カ国と協議が合意したと明らかにしました。
ただ、具体的な国名などへの言及は控え、最終的にはトランプ大統領が決定するということです。
一方、日本との関税交渉を担当するベッセント財務長官は記者会見で、トランプ氏が関税交渉で有利な合意を引き出すため「戦略的な不確実性を作り出している」と狙いを説明しました。
また、日本については夏の参院選挙の前に合意に至り、交渉を成功させた成果を望んでいるとの見方を示しました。
フジテレビ,国際取材部