沢尻エリカ（39）が約7年ぶりに映画に出演し、女優として本格始動することが女性セブンプラスの取材でわかった。近日中に公開される社会派の劇場映画『#拡散』に続き、大物アイドルとW主演する大型作品の企画も進行しているという。
オファーが殺到
昨年２月に上演された主演舞台『欲望という名の電車』の熱演で完全復活を印象付けた沢尻が、映画女優として本格的に再始動する。『#拡散』は、未知のウィルスを巡るワクチン接種と、報道のあり方や過熱するSNSを題材とした社会派のヒューマンドラマ。
主演の成田凌（31）がワクチンの接種で妻を亡くしたYouTuberを熱演し、沢尻は真相を追求する新聞記者役に扮する。撮影は昨年冬に行われ、沢尻の長いブランクを感じさせない迫真の演技に共演者やスタッフも引き込まれるほどだったという。
沢尻はこれまで『パッチギ！』（2005年）や、『クローズドノート』（2007年）、『ヘルタースケルター』（2012年）など、数々の話題作に出演してきたが、2019年に公開された『人間失格 太宰治と3人の女たち』を最後にスクリーンから遠ざかっていた。
約7年ぶりに動き出した沢尻のもとには、すでに複数のオファーが舞い込んでいる。現在は大物アイドルとW主演する大型作品の撮影中で、意表を突くような意外な役に挑戦し、新境地を切り開いているという。
圧倒的な存在感と憑依型の演技力を高く評価する映画関係者は多く、ファンの間でも待望論が高まる中での再始動は大きな話題を呼びそうだ。
