フジテレビの夕方の顔として活躍していたフリーアナウンサーの青井実氏が、番組スタッフへのパワハラ疑惑で窮地に立たされています。一体何が起こったのでしょうか?そして、青井氏の今後どうなるのでしょうか?
パワハラ疑惑の内容とは?
報道によると、青井氏は昨年5月、番組リハーサル中にフリップ演出の不備を理由にスタッフを強い口調で叱責したとのこと。さらに昨年10月には、速報ニュース対応をめぐり、自身がつけていたピンマイクをキャスター台に投げつける行為もあったとされています。これらの行為が「不適切な言動」として問題視され、フジテレビは青井氏に厳重注意処分を下しました。
alt フリップ演出をめぐる青井アナとスタッフのやり取りの様子
青井アナ、ハラスメント講習に参加も「公開処刑」の声
4月23日、フジテレビ報道部で開催されたハラスメント講習に、青井氏もオンラインで参加していたことが関係者への取材で明らかになりました。講習冒頭で司会者が青井氏の参加をアナウンスすると、会場は騒然とした雰囲気になったといいます。一部スタッフからは「公開処刑だ」との声も上がったそうです。
「イット!」降板の可能性は?
青井氏の不適切な言動を受け、番組プロデューサーは戒告処分となり、他部署へ異動となりました。そして、青井氏自身も「イット!」を降板する可能性が高まっていると報じられています。早ければ7月、遅くとも秋の改編期には降板となる見込みです。
共演者の宮司愛海アナも怒り心頭?
「イット!」で青井氏と共演している宮司愛海アナウンサーも、今回の騒動に強い憤りを感じているようです。責任感が強く、前任の加藤綾子アナウンサーの後任として抜擢されたばかりの宮司アナにとって、今回の出来事は大きなショックだったでしょう。
NHKから鳴り物入りで移籍も…
NHKのエースアナウンサーとして活躍していた青井氏は、昨年1月にNHKを退社し、4月にはフジテレビの「イット!」のメインキャスターに就任しました。鳴り物入りで迎えられた青井氏でしたが、わずか1年で不適切言動が発覚し、窮地に立たされることとなりました。今後の動向が注目されます。
著名なフードライター、山田太郎氏(仮名)は、「テレビ業界は常に高いプレッシャーの中で仕事をしている。しかし、どんな状況でもハラスメントは許されるべきではない。今回の件を教訓に、より良い職場環境づくりに努めてほしい」と語っています。