イラン軍がペルシャ湾の艦艇に機雷を積み込んだとみられる、とロイター通信が報じました。これは重要なエネルギー輸送ルートであるホルムズ海峡の封鎖に向けた動きではないかとの懸念が高まっています。
イラン、ペルシャ湾での機雷積載を示すとみられる艦艇(ANNニュース)
イラン革命防衛隊の声明
イラン革命防衛隊は4月2日、もし攻撃が続くならばペルシャ湾のエネルギー市場は不安定化する、「まだ戦争状態にある」と警告していました。
機雷積載の詳細と背景
ロイター通信は米政府高官の話として、機雷積載の動きはイスラエルとの攻撃応酬が始まった4月13日以降に確認されたと伝えています。機雷は未設置ですが、イランが戦略的に重要なホルムズ海峡封鎖を真剣に検討している可能性を示唆します。
日本への潜在的影響
もしホルムズ海峡が封鎖されれば、石油の約9割を中東に頼る日本経済に大きな打撃となります。
戦略的に重要なエネルギー輸送路であるホルムズ海峡の地図
まとめ
このイランによる機雷積載の可能性に関する報道は、地域情勢の緊迫化と、世界のエネルギー供給、特に日本へのリスクを改めて浮き彫りにしています。今後の動向が注目されます。