「バカ」「死ね」「出ていけ」「このアマが」パワハラを繰り返す大井川和彦茨城県知事を直撃!《職員の告発文を公開》


【画像】 寄せられた実際の“パワハラ告発文”を読む

 東大、経産省、マイクロソフトを経て8年前に知事となった大井川和彦氏。改革を掲げ、工場の誘致件数は日本一になるが、その陰で心を病み休職する職員が115人と過去最高に――。ここでは週刊文春3月20日号より一部抜粋。“パワハラ疑惑”の大井川知事を直撃した。(全2回の後編/ 前編を読む )

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職員にもパワハラまがいの恫喝を繰り返す

 19年頃に県議らに届いた告発文書はこんな書き出しではじまる。主要施策の計画に関する議事録が8ページにわたって記載され、その中に知事の発言が並ぶ。

「兼業農家は潰していい」

知事「専業農家と兼業農家の数はどんな感じなの?」

職員「兼業農家が8割程度」

知事「そんな奴ら(兼業農家)にいくら政策上の資源を突っ込んでもしょうがないじゃん。やめようよそんな奴らに対する援助。一切」

 大井川流の「選択と集中」なのだろうか。告発文に載る、別の会議でも「兼業農家は潰していい」と切り捨て、「リッチでプライベートジェットでアメリカの取引先に行く」ような大規模農家を育てたいと言い放つ。さらに会議の途中、大井川は厳しい宿題を課していた。

「割合として、主業でやってる農家の比率を8割にする。そういうKPIにしよう」

「KPI」とは、「重要達成度指標」なるもので、目標までの進捗具合を数値化したものだ。

「知事は数値目標を“絶対達成しろ”というスタンス。最近では知事が『女性管理職を20%増やす』とぶち上げ、今は無理やり増やしている状況です」(職員)



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