立憲民主党の石川大我参院議員がXで、蓮舫氏の立憲民主党からの参院選比例区への出馬について、苦言を呈する投稿をした。現在、この投稿は削除されているが、「リアルタイム検索」にその痕跡があり、一度は投稿されたことは事実のようだ。
石川議員の事務所は、石川議員のXアカウントから投稿されたことは事実だが、石川議員自身が投稿したものではないと説明した。
■事務所説明「本人にとっても『なんだそりゃ』という内容」
投稿では、立憲民主党が蓮舫氏を擁立するとの記事に対し、「なんだそりゃ。国政には出ないんじゃなかったのか」「せめて選挙区、あるいは衆院選挙区で闘って欲しかった」「なんだかなぁ~」などと苦言を呈していた。
石川議員は、蓮舫氏と同じく立憲から参院選比例区への出馬を予定している。
石川議員の事務所の担当者は27日、J-CASTニュースの取材に、該当の内容は石川議員のXアカウントで投稿されたことは事実だとしたものの、本人が投稿したわけではないとした。
担当者によると、石川議員のXアカウントには本人のほか数名のスタッフがログインできるとし、そのうちの一人が該当の内容を投稿したという。石川議員本人にとっても「『なんだそりゃ』という内容」だったといい、発見後に削除したとしている。
担当者は、石川議員にとって蓮舫氏は「尊敬する先輩」であり、立憲からの参院選出馬についても「大変心強く感じており、歓迎している」と話していると説明。投稿の内容について否定した。