ゴールデンウィーク最終日もあと数時間で終わろうというなか、日本列島を衝撃的なニュースが駆け巡った。5月6日、アイドルグループ「嵐」が来年5月いっぱいで解散することを発表したのだ。
同日夕方、ファンクラブサイト内に大野智(44)、櫻井翔(43)、相葉雅紀(42)、二宮和也(41)、松本潤(41)のメンバー全員が揃った動画をアップ。その中で、来年春ごろに最後のコンサートツアーを行い、それをもって嵐としての活動を終了すると発表した。
解散発表に際して寄せたコメントでは、1年半ほど前から5人で集まり、嵐を続けることの話し合いを続けてきたことを明かした上で、《しかしながら、私たちを取り巻く環境は変化し、それぞれの環境も以前とは形を変える中で、なかなかその答えにたどり着くことは簡単ではありませんでした》とし、もう一度嵐としてコンサートを行い、ファンに直接パフォーマンスを見せ、感謝を伝えることでグループ活動を終了するという結論に至ったと説明。
解散にともないファンクラブも来年5月いっぱいで終了するが、それまでにコンテンツを積極的に届けていくことを宣言した。
’19年1月に’20年末日をもって活動休止することを発表し、’21年以降は大野は芸能活動を休止し、残る4人のメンバーはそれぞれの活動に邁進してきた。休止後に5人揃った姿を見せることはなかったが、デビュー25周年の記念日であった昨年11月3日にファンクラブサイトを更新し、動画を公開。顔出しはなく、手元のみであったものの、勢揃いした姿を見せたのだ。
昨年から今年にかけて“25周年イヤー”ということもあり、グループ活動再開への期待が高まっていただけに、解散発表は日本中に衝撃を与えた。
実は、今回の発表には、“もう一つのサプライズ”が。’21年以来、公の場に姿を見せてこなかった大野の近影が公開されたのだ。発表に際して公開された5人の新たな集合ビジュアルを見ると、右奥に華やかな柄のセットアップを着用した大野の姿が。
休止前と変わらぬ輝きを放つ大野だが、本誌は休止期間中の“ビジュ変”姿も目撃していた。
’23年10月中旬、都内で愛犬との散歩を楽しんでいた大野。キャップを目深にかぶり、顎には立派なヒゲがたくわえられていたのだ。
また、昨年11月には、「女性セブン」が両肩にタトゥーが入った大野の姿も報じており、活動休止期間中に“ワイルドな変貌”を遂げていたことが伺える。
そんななか、今回発表された近影に、ある音楽関係者はコンサートへの凄まじい覚悟を感じると指摘する。
「今回の大野さんのビジュアルでは、ヒゲは完璧に剃られ、目撃されたワイルドな出で立ちとは真逆の、休止前の大野さんと変わらぬ姿でした。解散後に大野さんがどのような活動をしていくのかは現時点では明らかにされていませんが、嵐としてファンと過ごす残り1年間は、“リーダー”としてファンの前に立ち続けるということなのでしょう」