5月5日に「文春オンライン」が報じた、『BE:FIRST』のRYOKIこと俳優の三山凌輝と女優の趣里の結婚報道。三山はこの2週間前、同じく週刊文春で人気YouTuberのRちゃんと婚約破棄し、約1億円を貢がせていた交際トラブルが明らかになったばかりだ。水谷豊と伊藤蘭の愛娘であり、朝ドラ女優でもある趣里の今後を心配する声が止まない。
一方、三山の婚約破棄報道時、『BE:FIRST』のプロデューサーのSKY-HIこと日高光啓がXに投稿した内容も物議をかもした。
所属事務所『BMSG』の代表取締役CEOでもあるSKY-HIは4月30日、三山について《落ち度は充分にある》としながらも《イメージを棄損したから即処罰、というのはマネジメントのあるべき姿ではない》などと、罰は科さないと明言していたのだ。これに対しては「処罰が甘い」という声も殺到していたが……。
「SKY-HIさんはラッパー、シンガーソングライターとして活動してきたアーティストでもあります。かつてはエイベックスの男女混合グループ『AAA』のメンバーとして活動し、人気を博しました。2020年に音楽プロダクションであるBMSGを設立し、レーベル運営などもしてきました」(芸能担当記者)
そのSKY-HIは、ネットメディア「YOUTRUST Studio」で5月2日に配信されたインタビュー企画に登場。現在の芸能界への問題提起を行い、自分たちが変えていくという熱い思いを語ったのだが、これがまた波紋を広げているのだ。
SKY-HIは、芸能界の仕組みについて「現代の感覚だとこれはないよね、というような慣習やビジネスモデルが改善されないまま進んでいってしまう」と指摘。10年後にデビューする人たちのために「今の芸能界を健全な状態にして、その上でシーン自体を底上げしていかないといけない」と強弁した。
しかし、このように“芸能界の健全化”を謳うのであれば、自社の所属タレントの不祥事にしっかりけじめをつけるべきではないかという指摘が相次いでいるのだ。Xでは、こんな投稿がなされている。
《リョウキさんを処分できない会社が芸能界の健全化を語るのはとんだブーメランじゃないですか?》
《過去の自分を救う前にリョウキ以外のビーファメンバーを救ってあげて下さい》
《自分の役に立つ人が悪いことしても処分しない。他人の役に立ってる人が優遇されてると悪い風習だ!えこひいきだ!って騒ぐ。それはないんじゃない?》
三山の報道はグループ全体の念願であるワールドツアーが開始した時期に出たため、ファンの失望は一層大きくなってしまったと思われる。せめて三山本人の弁明の場が設けられるべきもしれない。