「19番目のカルテ」最終話が視聴率11.0%で有終の美!新井美羽の成長にネット反響

嵐の松本潤が主演を務めるTBS系日曜劇場「19番目のカルテ」の最終話が、女子バレーボール世界選手権3位決定戦の延長放送に伴い、7日午後9時55分から遅れて放送されました。この最終話の世帯平均視聴率は11.0%を記録し(関東地区、ビデオリサーチ調べ)、有終の美を飾ったことが8日に判明しました。多くの視聴者が、ドラマの結末と共に、元人気子役・新井美羽のゲスト出演とその成長に大きな注目を寄せました。

視聴率推移と最終話の好成績

「19番目のカルテ」は、初回11.4%でスタートし、第2話で11.6%と最高値を記録しました。その後、第3話10.0%、第4話10.3%と推移し、第5話と第6話は9.6%、第7話は7.9%と一時的に数字を落としました。しかし、最終話は女子バレー日本代表とブラジルの試合延長により、通常の放送時間より55分遅れの開始となったにもかかわらず、再び二桁の視聴率である11.0%を達成。個人視聴率も6.6%と、多くの視聴者が最後まで見届けたことが伺えます。

ヒューマン医療エンターテインメント「19番目のカルテ」とは

本ドラマは、富士屋カツヒト氏の連載漫画「19番目のカルテ 徳重晃の問診」を原作としています。脚本は「コウノドリ」シリーズで知られる坪田文氏が担当。病気だけでなく、患者の心や生活背景にも深く踏み込み、一人ひとりに最適な生き方を見つける「19番目の新領域」とされる総合診療医を描いた、新しい形のヒューマン医療エンターテインメントです。松本潤は自身初の医師役として、魚虎総合病院に新設された総合診療科の総合診療医・徳重晃を演じました。

逮捕俳優の出演シーンカットの措置

最終話では、3日に麻薬取締法違反の疑いで警視庁に逮捕された、内科専攻医役の清水尋也容疑者の出演シーンがカットされて放送されました。制作陣は迅速な対応を取り、ドラマの放送を滞りなく進めるための措置を講じました。

元人気子役・新井美羽の成長とネットの反響

最終話では、咳が止まらず診察を受ける学生役で、元人気子役の女優・新井美羽(18)がゲスト出演し、視聴者の大きな話題を呼びました。新井美羽は、2017年後期のNHK連続テレビ小説「わろてんか」でヒロイン・てんの子供時代を演じて注目を集め、その後も2018年のTBS系「この世界の片隅に」や2020年「病室で念仏を唱えないでください」など、数々の話題作に出演しています。

TBS日曜劇場「19番目のカルテ」最終話にゲスト出演し、視聴者の注目を集めた女優・新井美羽の現在の姿。TBS日曜劇場「19番目のカルテ」最終話にゲスト出演し、視聴者の注目を集めた女優・新井美羽の現在の姿。

彼女の成長した姿に対し、ネット上では「新井美羽ちゃん!?」「新井美羽ちゃん??見る度大人っぽくなってる」「新井美羽ちゃんだー!かわいいねー!」「見た事ある子と思ったら新井美羽ちゃん」「あれ?新井美羽ちゃんじゃない?すっかり大きくなって」「『べらぼう』では風花ちゃんを襲った新井美羽ちゃんが素直な患者で面白かった」といった驚きや喜びの声が多数寄せられました。彼女の女優としての今後の活躍にも期待が高まっています。

まとめ

「19番目のカルテ」は、放送遅延や出演俳優の逮捕という困難を乗り越え、最終話で二桁視聴率を記録し、成功裏に幕を閉じました。特に、元人気子役・新井美羽のゲスト出演は、視聴者に強い印象を与え、彼女の成長と演技力が改めて評価される機会となりました。このドラマは、単なる医療ドラマに留まらず、人間模様や社会問題に深く切り込むことで、多くの視聴者の心に響く作品となったと言えるでしょう。

参考文献

  • 報知新聞社