中国、ロシアとの連携強調 「覇権的ないじめ」に共に立ち向かう


【写真】ロシア・モスクワを訪問した中国の習近平国家主席

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が「親愛なる友」と呼ぶ習氏は、ナチス・ドイツの敗北を記念するロシアの戦勝記念日に合わせた祝賀行事に主席する各国要人の中でも最も注目される存在だ。ウクライナとの戦争で孤立を深めるロシアは、経済的にも中国への依存を強めている。

中国はこの紛争に対して中立の立場を主張しているが、欧米諸国はロシアへの経済的・外交的支援を続けていると批判している。

習氏はプーチン氏との会談で「一方主義や覇権的ないじめといった国際的な逆風に直面する中、中国とロシアは、主要国として国際社会に対する特別な責任を共に果たしていく」と述べ、両国関係の強化を称賛した。

習氏はまた「中国とロシアの政治的相互信頼は一層深まり、実務的な協力関係も着実に強化されている」とも語った。

一方のプーチン氏も「われわれは両国民の利益のために関係を発展させており、決して誰かに敵対しているわけではない」と応じた。【翻訳編集】 AFPBB News



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