「あっぱれさんま大先生」に出演し、ズバズバ発言する「かなちゃん」の愛称で人気を集めた元子役、中武佳奈子さん(42)が10日、MBS「明石家電視台」に出演。人気子役から一転、28歳で芸能界を引退した後の衝撃人生を語った。
【写真】さんまが「うそぉ~!」大先生の人気子役→まさかの「アルミ缶集め」
5歳で「さんま大先生」のオーディションを受け、明石家さんまも「一番生意気な、おませな(子だった)」という中武さんが登場すると、蛍原徹も「ちっちゃい時の顔見て、あ~っ!って思いました。目立ってる子ですよね」と印象深かったことを明かした。
子役として華やかな時代が終わり、28歳で芸能界を引退。その後、結婚し、子供をもうけたが、離婚した。その後、極貧生活となり、番組では33歳で大阪でホームレスになったことが説明された。
その期間について「2年くらい」といい、「段ボール、めっちゃ暖かいんです!」と段ボールで冬の寒さをしのいだことも明かした。ホームレスを抜け出すきっかけは「ホームレスの方と仲良くなって教えてもらった」という「アルミ缶集め」だったという。
「アルミ缶バブルがあって。コロナ前とコロナ後で」と話すと、さんまは「うそぉ~!」。中武さんが「アルミ缶ってめちゃめちゃお金になるんです。(昔は)30キロ3000円ぐらいだったんですけど、(一時は)8000円にまで高騰して」と説明。1日半かけて30キロのアルミ缶を集めたりしていたという。
その時にためたお金で「今はどうにか」暮らしているといい、託児所を開くのが夢だという。現在はYouTubeチャンネル「中武佳奈子は生きている」で近況を発信している。