専門医が指南する「腎臓病の予防」に効く【3つの生活習慣】…日頃の“筋肉量のチェック”も忘れずに!


【イラスト】医師が教える腎臓のために知っておきたい入浴法

■腎臓のために知っておきたい入浴法

 これによって新陳代謝が活発になり、体内の老廃物や疲労物質が取り除かれることで、疲労やコリ、痛みが和らぐため、リラックス効果が得られるのです。

 また、血流の促進によって腎臓の機能も活発になるため、利尿作用もはたらくようになります。

 まず入浴のタイミングですが、できれば食事の前に済ませておきましょう。ただし、脱水には気をつけなければならないので、入浴前にはコップ1〜2杯、できれば常温の水を飲んでおいてください。

 そして、入浴は急激な温度変化によって血圧が上昇し、重篤な心血管疾患を引き起こす可能性があります。とくに冬場はヒートショックの危険もあるため、脱衣所や浴室を暖めておくよう心がけましょう。

 湯船から上がるときも一気に出るのではなく、お風呂の縁に腰掛け、ゆっくりと段階的に出るようにしてください。入浴後の湯冷めも要注意です。

 また、透析療法を受けた日の入浴は、針跡から細菌が侵入するリスクもあるため、湯船につからずにシャワーだけで済ませるようにしましょう。



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