ロシアのペスコフ大統領報道官は13日、トルコ・イスタンブールで15日に計画されているウクライナとの直接協議に関して、ロシア側の代表者について「(プーチン)大統領が必要と判断し次第、発表する」と述べた。「ロシア側は交渉の準備を継続している」とも説明した。
【一目で分かる】トランプ氏とゼレンスキー氏が繰り広げた言い合い
ロシアとウクライナの直接協議はプーチン氏が提案した。ウクライナは当初、戦闘が継続していることを理由に難色を示していたが、停戦仲介を続けるトランプ米大統領が会談実施を支持。これを受けて、ウクライナのゼレンスキー大統領が、プーチン氏との首脳会談開催を逆に提案していた。
直接協議が実現すれば、2022年3月以来となる。プーチン氏は出席の有無を明かさず、協議自体が開かれるかどうかも不透明だが、関係国は調整を進めている。【モスクワ山衛守剛】