2025年5月13日、日本赤十字社の名誉総裁を務める皇后雅子さまが、全国赤十字大会に出席された。
毎年、開催される全国赤十字大会には、日本赤十字社に勤務する天皇皇后両陛下の長女・愛子さまも職員として明治神宮会館の会場に入られていた。
赤十字の活動に貢献した個人や団体に賞状などを手渡された雅子さま。能登半島地震で救護活動を行った医師らの報告に耳を傾けられた。
この日、雅子さまがお召しになっていたのはホワイトのセットアップ。ラペルや袖口にはネイビーのパイピングが施されており、ネイビーのラインが特徴的なホワイトの帽子を合わせて、全身をバイカラーコーデでまとめていた。
ネイビーとホワイトのバイカラーコーデは、雅子さまがよくお召しになる組み合わせだが、特に全国赤十字大会では定番コーデと言えるほど選ばれている。
2018年、15年ぶりに雅子さまが出席された全国赤十字大会では、ネイビーのスーツにホワイトのインナーをお召しに。翌年は、ネイビーカラーのパイピングが施されているホワイトのスーツをお選びになっていた。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった2022年の全国赤十字大会では、ホワイトのスーツにシースルーのネイビーの生地が襟の後ろの部分や袖口に施されていた。
2018年以降、2023年の大会以外は全てネイビーとホワイトのバイカラーで登場されていることになる。
知性や上品さを演出するネイビーと清潔感や明るい印象を与えるホワイトの相性はよく、この2色を組み合わせることで、爽やかさがありながら落ち着いた印象も与えられる。
毎年、色は同じでもデザインが違うものを選ばれているご様子から、バイカラーファッションへのこだわりがうかがえる。