兵庫県西宮市内に住む男児(5)が21日から行方不明となる事案があり、兵庫県警西宮署は22日、同市松並町を流れる武庫川の川底から、この男児の遺体を発見したと発表した。同署が死亡の経緯を調べている。
同署によると、男児は茶色と紺色の長袖フリースと長ズボンを着用した状態で発見され、目立った外傷はなかった。
男児は21日夕、祖母と2人で外出先から帰宅した直後に行方が分からなくなった。遺体発見現場は自宅から南に約1・5キロメートルで、男児は普段から祖母と川沿いの遊歩道を散歩していた。
男児が一人で川沿いに向かい、遊歩道から誤って転落した可能性もあるとみて県警が水中を捜索したところ、22日午後0時半ごろ、水深約1メートルの川底で遺体が発見されたという。
現場は阪急神戸線西宮北口駅の東約1・6キロ。