(CNN) 米保健福祉省のロバート・ケネディ・ジュニア長官が、細菌の多さを理由に国立公園局が遊泳を禁止している川で家族と一緒に泳ぐ写真をSNSに投稿した。
ケネディ氏は11日、母の日のハイキングに出かけて孫たちと一緒に米首都ワシントンのロッククリークで泳いだとX(旧ツイッター)に投稿。自身が川の水に潜ったり、家族と一緒に遊んだりする写真を添えていた。
ロッククリークについて国立公園局のウェブサイトでは、「細菌など感染性病原体の濃度が高く、遊泳や水遊びで水と接触すれば人(およびペット)の健康を害する。自分と愛犬を守るため、クリークに近づいてはいけない」と警告している。
ケネディ氏は過去にもSNSへの投稿をめぐって何度も非難の的になっていた。昨年は、10年前に子熊の死骸をニューヨーク州北部から車で運んでニューヨーク市のセントラルパークに置いたと打ち明けた動画が物議をかもした。
自身の健康問題についてもこの1年の間に率直に語っており、2010年に脳に寄生虫が入って「脳の霧」「発語と短期記憶のトラブル」に見舞われたと告白。さらに、血中の水銀濃度が異常に高いことが検査で分かり、体内から水銀を除去する治療を受けたことも明らかにした。そうした症状は完全に回復したとしている。
ケネディ氏は、ワクチンの安全性や効果に関する偽情報を頻繁に拡散させていたことでも知られる。