永野芽郁&田中圭不倫報道で露呈した「業界人のタチの悪さ」。“最も危ぶまれる”こととは


業界人はよりタチが悪い!? 文春に怒っていた人も実は騒動を楽しんでいる

素人よりも業界人のほうがよりタチが悪い。こういうことが起きると、いきなり、「実は性格が悪いんだよね」とかネガティブなことを言いだす。「だったら、前にそれを言えよ」と思う。結局、正直、みんな「楽しんでいる」のだろう。自分の生活に何も影響がないから無責任に話せるのだ。

だが、思う。フジテレビ問題から、『週刊文春』に対してかなりの人が怒っていたのではないか? 特に誌面に載せた記事を訂正した時の世間の怒り方はすごかったし、廃刊にしろという声も少なくなかった。

女優としての彼女に対する評価を

この原稿を書いているのは5月8日。テレビメディアでは今回のことはほぼ取り上げていないが、今、コップの水の表面張力ギリギリいっぱいといったところか? どこかスポンサーがCM契約の打ち切りなどを発表したら、雪崩のように崩れていくだろう。それを望んでいる人の声が聞こえてしまうのも気持ち悪い。

僕は永野さんとお会いしたことはないが、漫画家・東村アキコさんの自伝漫画を映画化した『かくかくしかじか』を試写で拝見させてもらった。主演である彼女の演技はとにかく素晴らしかったし、代表作になるだろう。こんな良い映画の公開が危ぶまれるようなことがあってはならない。犯罪じゃないんだから。彼女は女優である。作品を見て、評価してあげよう。

【鈴木おさむ】
すずきおさむ●スタートアップファクトリー代表 1972年、千葉県生まれ。19歳で放送作家となり、その後32年間、さまざまなコンテンツを生み出す。現在はスタートアップ企業の若者たちの応援を始める。コンサル、講演なども行っている

日刊SPA!



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