「西田敏行さんも…」日本で年間10万人いる“ピンコロリ(突然死)”の裏に隠れている病気の正体


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■日本での突然死は15人に1人

 日本では、年間10万人もの人が突然死で亡くなっています。ここでいう突然死とは、事故や自殺は除いた、何らかの病気によって発症後すぐに、24時間以内に命を落としてしまうことです。

 10万人という数が多いのか少ないのか、ちょっと考えてみると……今、日本で1年の間に亡くなっている人の数は約157万人なので、15人に1人くらいの人が突然死している計算になります。あるいは、1日あたりの数に直すと、単純計算で1日300人近くが、日本のどこかで突然死している現実があります。

 記憶に新しいところでは、俳優の西田敏行さんが虚血性心疾患による突然の死亡だったと報じられています。亡くなる当日も、普通に仕事の予定が入っていたそうです。

 また、少し前になりますが、俳優の大杉漣さんもまさに突然死でした。大杉さんは亡くなる前日の夜までドラマの撮影をされていて、その後、共演者の方たちと一緒にご飯を食べ、ホテルの部屋に戻ったところ腹痛に見舞われ、その4時間後に病院で息を引き取られたそうです。撮影後に共演者の方たちと食事に行ったということは、そのときまでは普段通りの体調だったのでしょう。



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