コミックの映像化や、小説のコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、ダ・ヴィンチWebやレタスクラブに掲載されている、卵山玉子さんが描く『うちの猫がまた変なことしてる。』をピックアップ。
【漫画】飼い猫の“あるある”にほっこり…愛猫の毛づくろい中の様子を描いたエッセイ漫画に「可愛すぎます」の声
卵山玉子さんが3月23日にX(旧Twitter)で本作の関連作品『ハッ』を投稿したところ、5,000件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、卵山玉子さんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。
■毛づくろい中の“あるある”
作者の卵山玉子さんと5匹の愛猫たちとの日常を描いたコミックエッセイである本作。今回は、最年長猫・トンちゃんの毛づくろい中の様子が描かれている。
ある時、毛づくろいをしていたトンちゃんは、ふと何かを思い出したように顔を上げた。しばらくその姿のまま止まっていたトンちゃんであったが、おそらく何も思い出していない。トンちゃんは、毛づくろい中の足を広げた格好で、さらに舌もしまい忘れているのだった。
作品を読んだ読者からは、「ダイソー行った時の私じゃん!」「トンちゃんに勝るものなし」「舌しまい忘れとるけど可愛いYO~」など、反響の声が多く寄せられている。
■作者・卵山玉子さん「猫を飼っている人の話というよりも猫の話をたくさんしたい」
――『うちの猫がまた変なことしてる。』は、卵山玉子さんの愛猫との生活を描いたコミックエッセイですが、作品を創作しようと思ったきっかけや理由などをお教えください。
実家猫のトラちゃんが死んでしまったときに「あんなに可愛くて楽しかった猫との生活を忘れたくないな。残しておきたいな」と強く思ったのと、同じくらいのタイミングで会社員を辞めまして、しばらく好きなことだけしてみたくて猫漫画を描き始めました。子供の頃から猫も漫画も大好きだったんです。
――今作を描くうえで、特に心がけているところ、大切にしていることなどをお教えください。
猫を飼っている人の話というよりも猫の話をたくさんしたいと思っています。漫画の画角も猫を中心に、可能な限り全コマに猫を入れるようにしています。
――『うちの猫がまた変なことしてる。』の中で、「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
姿勢とか歩き方とか寝姿とか、猫それぞれの佇まいが伝わるように頑張って描き分けています。
あとはタイトル横の小さいイラストに注目してくれている読者さんもけっこういらっしゃって嬉しいです。
――Xに作品を投稿されるたびに多くの反響や共感コメントなどが寄せられていますが、特に印象に残っているコメントはありますか?
どのコメントも楽しくありがたいものばかりですが、我が家にいる猫たちはみんな保護猫なので「うちの猫が〜」をきっかけに保護猫を迎えたというご報告をもらったときは本当に嬉しかったです。
――卵山玉子さんが思う、猫の魅力や猫との暮らしの魅力とはなんでしょう?
猫は友好の証にお尻を嗅がせようとしてきたり、変な場所でウンチして不満を表明したりと感情表現が人間と全く違うんですけど、それでも仲良く共生できてるのが面白いなと日々思っています。
――最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。
いつもありがとうございます!!これからも猫との暮らしをゆるゆる伝えていきたいと思います。愛してます!