女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は15日、第34話が放送された。話題のシーンを振り返る。
【写真】第34話。柳井嵩(北村匠海)と柳井嵩(北村匠海)は1本早い汽車に乗り…
<※以下、ネタバレ有>
「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。
第34話は、柳井嵩(北村匠海)は朝田のぶ(今田美桜)に拒否されたハンドバッグを柳井千尋(中沢元紀)に差し出てしまう。同じ頃、のぶは何も手につかず、商店街で偶然会った辛島健太郎(高橋文哉)に“嵩のことをよろしく”と頭を下げる。団子を食べながらのぶの様子を語る健太郎の横で、朝田メイコ(原菜乃華)は“好きな人ができた”と告白。家に戻ったメイコは嵩が最終の汽車で帰ると教え、時計を気にしていたのぶは意を決して飛び出し…という展開。
御免与駅。のぶは柳井寛(竹野内豊)とバッタリ。しかし、嵩と健太郎は1本早い汽車に乗ってしまった。
のぶ「うち、子どもの頃からちっとも成長してのうて。また嵩さんを傷つけてしまいました」
寛「のぶちゃんと嵩の仲や。今度もんてきた時に仲直りしたらえいやいか」
のぶ「今度会うたら、もっとひどいケンカしてしまうかもしれません。うち、きっとまた、ひどいこと言うてしまうような気がして。嵩さんとは、いつの間にか、考えや進む道が違うてしもうたみたいながです」
寛「そうか。のぶちゃんは信じる道を正直に、走っていけばえい。嵩は自由気ままにのんびり自分の道を進んでいくやろう。そのうち、どっちかが立ち止まることがあるかもしれん。今は平行線に思えても、いつか2人の道が交わる日が来るかもしれん。生まれた所も別々で、性格も正反対の嵩が、この町でのぶちゃんに出会うて、ぶつかり合うて、一緒に涙を分けてきたがや。本当に、ありがとねや、のぶちゃん」
のぶは涙が止まらない。
SNS上には「最後は、のぶと一緒に号泣」「寛さんの優しい言葉が染みる(涙)」「名言製造機、寛イケオジが今日も絶好調」「また竹野内豊さんに泣かされた」「とりあえず、のぶちゃんは早く嵩に手紙を書いて謝ろう!」などの声。視聴者の涙を誘った。
のぶ&嵩、2人の道が交わる日は果たして。