ロシアとウクライナ直接協議 ロシア提案もプーチン氏欠席 トランプ氏も訪問せず


日テレNEWS NNN

トルコ・イスタンブール。ロシアとウクライナの直接協議は、3年前と同じ場所でまもなく再開する見通しです。

発端は今月11日。ロシアのプーチン大統領が突然表明した、ある提案でした。

プーチン大統領
「(ウクライナに)2022年に中断した直接交渉の再開を提案する。いかなる前提条件もつけないと強調する」

ウクライナ側に直接交渉を提案したと発表したのです。場所は3年前に停戦交渉が行われたトルコ・イスタンブール。日付は15日と指定されました。

ゼレンスキー大統領は――

ゼレンスキー大統領
「トルコでプーチン大統領との会談を待つ。プーチン氏と停戦合意を結ぶ必要がある。彼はその決定権を持つ唯一の人物だ」

トランプ大統領
「両首脳はそこにいると信じる。私もそこ(会談)に飛んでいこうかと思う」

プーチン大統領の参加を促し、自らも協議に出席する可能性に言及したのです。

プーチン大統領、ゼレンスキー大統領に加え、トランプ大統領も加わる可能性が浮上した会談。ロシア側は参加者について沈黙を続けていましたが、交渉前日の14日、交渉団メンバーのリストを公表すると、そこにプーチン大統領の名前はなく、メジンスキー大統領補佐官が代表団を率いるとされていました。

トルコでプーチン大統領を待つとしたゼレンスキー大統領。すでにトルコに向かったということですが、次の対応はロシア側の出席者次第で決めるとしていて、交渉には参加しないとみられています。

そしてトランプ大統領は――

トランプ大統領
「行こうかと思ったが、今日と明日の予定があるから厳しい。しかし何かが起きて適切な状況になれば私は16日に行くだろう」

首脳会談は実現しませんでしたが、先ほどロシア政府は、プーチン大統領が14日夜、最高幹部らとウクライナとの和平交渉について協議を行ったと発表。3年ぶりに実現する直接会談で歩み寄りは見られるのでしょうか?

(5月15日午後5時ごろ放送「news every.」より)



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