「なおこ先生」として知られる歯科医の三木尚子さんが3月4日に他界していたことを16日までに、院長を務めていた駿河台・デンタルオフィスが公表した。日本テレビ『ヒルナンデス』やNHK『バリューの真実』、文化放送の『編集長 稲垣吾郎』『近藤真彦 RADIO GARAGE』などにも出演。お茶の間にも親しまれていた。
病名等は明らかにされていないが、三木医師は昨年5月にも「歯科医療、歯科医院経営、セミナー 講師、SNS動画撮影と日常の激務がたたり、医師により病気療養のため、おおよそ1ヶ月間の入院が必要と診断されました」と報告。その後、活動を再開させた。YouTube(12万9000人) TikTok(約9万4000人)と、オーラルケア関連動画で人気だった。最後の投稿は他界後の3月25日。1月28日に投稿されたものと同じ撮影場所と衣装で、「なおこ先生の歯磨き粉にフッ素入りがない理由」だった。
最後の投稿には「まじでショック、いいよ~ってめちゃ笑顔で大好きだったああ」「まさかそこまで体調が悪いなんて微塵も思ってもいませんでした。。」「ご冥福をお祈りいたします」といった追悼コメントが並んでいた。
◆報告全文◆
当院院長・三木尚子は、令和7年3月4日に永眠いたしました。
ここに生前賜りましたご厚誼に深く感謝申し上げますとともに、謹んでお知らせ申し上げます。
尚子先生は常に新しいことに挑戦し、歯ブラシ・歯磨きジェル・CAPシステム・DMFTシミュレーター・マイデンティスト等の開発をはじめ、多くの方々に歯の大切さを伝えるべく、メディアでも積極的に活動してまいりました。
本当に“歯が大好き”な先生で、闘病中も「必ず復帰して診療を続ける」と、幾度となく口にしておりました。尚子先生の想いは、これからも当院にしっかりと受け継がれてまいります。
今後は副院長の大橋が院長として、駿河台・デンタルオフィスを継承いたします。
スタッフ一同、これまでと変わらぬ姿勢で、日々の診療に誠心誠意取り組んでまいります。
なお、葬儀は3月9日に近親者のみにて執り行いました。
深い悲しみの中、ご報告が遅れましたことを、何卒ご容赦ください。
誠に勝手ながら、ご来院時のご香典・ご供花・ご弔電等のご厚志は、固く辞退いたします。
今後とも変わらぬご厚誼を賜りますよう、お願い申し上げます。
(よろず~ニュース編集部)
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